スマホがどんどん進化していますね。利用できるソフトも爆発的に増えてきました。

私はアンドロイドOSのスマホを使用していますが、技術計算をすることが多いので、そういったソフトもサポートされているか調べる機会がありました。

ふつうの生活で数式処理や微分積分を行うことはまずありえませんが、Reduceというソフトを試してみました。Google PlayからReduceを検索してインストールします。

「1個80円のみかんと1個150円のりんごを20個買ったら2160円になりました。」式の問題を解く場合、次のようにスクリプトを書きます。

solve({80 * x + 150 * y = 2160, x + y = 20}, {x,y});

入力してリターンキーを押すと、{{x=12, y=8}}と答えが表示されます。他にも数式を入力すれば、そのまま数式で微分積分も簡単にできます。

中学生や高校生であれば、手計算が重要ですが、技術系の社会人になるとむしろ正確さが重要です。下手に手計算が上手なよりも、こういったソフトを上手に使いこなすためのプログラミングに詳しい方が重要だったりします。

Reduceでは、FrotranやC言語でこれらの処理内容を変換して出力する機能もあり結構便利です。かなり高度な数学の数式処理も対応されているので、どんどん使って結果を見ながら経験的に概念を学ぶことができます。

理系の大学生であれば、十分に使いこなせるように授業などに取り入れてもらえたらいいのにと感じます。