日中は暑い時もありますが、朝夕はだいぶ涼しくなりました。
山中先生がノーベル賞を受賞され、バイオ関係も盛り上がりつつあり、大変うれしいです。
画期的な発見や発明がなされてから、産業として花が咲くまでには、10年~15年程度かかることが多いです。そのように考えると6年前に発表されたiPS細胞の技術も、本格的に利用される段階に入るには、あと4~9年程度必要ということになります。大きな予算も確保される方向で進んでいるようですので、きっと成果に結びついてくるものと思います。
ヒトゲノムも、ドラフトが2003年に発表されてから9年たち、ようやく1000ドル(約8万円)で一人分の配列が読み取られるようになりました。このコスト低減でどんどん研究が進むようになり、医療に活きる情報として使われ始めており、市場もこれから数年で大きく成長すると思います。
一方で私どもはこの大量のデータをどのように扱うかで、悩んでおります。記憶容量や通信速度はあと3桁ぐらい向上して欲しいですね、、。