今年の冬は、想像したよりも厳しい冬となりました。東京でも頻繁に雪の話題が出てきます。ちょっと驚きです。
先日、統計数理研究所の先生にお会いしました。統数研は、昨年10月に広尾から立川に移転しています。2月の頭に降った雪が、数日経過していても建物の周りに残っていたり、駅を出た時のヒンヤリ感もちょっと違いました。
バイオでは、実験はもちろん重要ですが、インフォマティクスも大変重要です。
バイオインフォマティクスでは、単純に情報処理というよりも、統計処理のアイデアもかなり重要で、その奥深いところから対応できる力がカギを握っているといっても過言ではありません。
先生方とお話をしていても、かなり統数研の先生方とバイオ系の先生方のコラボが進んでいることを実感しました(私どももそういった中の一つではあるのですが、、)。
統計処理用のR言語や、時間的なシミュレーションなどを行ない易いように開発されたScilabなど、どんどんフリーのソフトが取り入れられて、解析が進められています。
日本でもMaTXという数値、数式処理言語が開発されているのですが、海外での知名度が今ひとつなのは少し残念な気がしています。やはり国を超えたコンソーシアムなど組織的な動きに対する考え方の差があるのでしょうね、、、。