最近の話題で、先日弊社のものから、Nature誌に下記のような記事が掲載されているという情報が届きました。
「真空中で粘着テープをはがすとX線が生成される」ということだそうです。http://wiredvision.jp/news/200810/2008102323.html
「真空中ではがす」ということは重要な要件の一つのようです。
そうでなければ、VTRをいつも見ている人でも、X線に被爆しているのではと心配しなければならなくなってしまいます。
3cm/secではがすだけでX線が得られるのなら、生物ルミネッセンスをもう少し詳しく研究し、青、緑等はあるわけですから、X線も発生させてみたいと思うのは私だけでしょうか?
これが可能になれば、マウスなどの個体の中心部からの発光もかなり高解像度に計測が可能となる可能性があり、分解能が飛躍的に向上できるかもしれません。
確かにDNAの吸光帯である260~270nmはあまりよくないような気がしますが、最近の高感度検出器やコンピューター・トモグラフィー技術と合わせることで面白そうな装置を作れそうな気がします。
将来を期待したいと思います。
本格的な冬になってきました。風邪などお召しにならないようにご留意ください。