Pacific Biosciencesの次々世代DNAオートシーケンサの光学系論文を見ました。光学系を設計したことのある私にとって、大変興味深い技術でした。
以前から発表されているDNAの伸長反応や、最近の4色の分離方法まで見ることでほぼ必要な技術はオープンになった感じです。高度なnmオーダーの位置調整技術や、蛍光相関法を利用した検出系と、半導体の製造装置を作っているような企業と組んでいれば、可能性が高い印象を受けました。
3、4年で一人ひとりのゲノムを読むことを具体的に議論する時代に突入しそうな感じです。