関東も梅雨入りしましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は普段、1次元、2次元、3次元などさまざまなデータを対象に解析を行いますが、いずれでも、本当に必要な変数の数はそれほど多くないという考え方で解く「スパースモデリング」という考え方が2000年以降活発になっています。
分野によりますが、変数選択のためのLASSOや、画像解析の圧縮センシングという言葉だったり、最近はディープラーニングという人工知能分野でもこの考えが顔を出します。
1980年台後半に最初の論文がでているように思いますが、2000年台に入って活発に改良が加えられ、応用分野が広がっています。現場で見ている人間にとっては、この20年ぐらいで、もっとも影響力が大きかった考え方であるような気がします。