梅雨が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
原発事故も、徐々に事故発生直後の情報が開示されてきて、想像以上に厳しかった内容が徐々に明らかになってきました。
徐々に原発からかなり離れた地域でも、農産物への放射性物質が付着の可能性が広がりつつありますし、いざ購入しようとしても、納期も4~5ヶ月程度かかる場合が多く、対応を急がなければならない担当の方は、とても大変な状況だと思います。
放射線計測では、放射線源が、ランダムに崩壊してα線やβ線、ガンマ線を出しますので、そのたびに、ぽつりぽつりと計測器に届きます。このような計測では、ポアソン分布というゆらぎ成分を伴った値が得られます。
大きな口径を持った測定器は、その分、積算値が安定ですが、小さなものはどうしてもフラつきが大きくなるため、精度を上げるには、代わりに計測時間を長くする必要があったりします。
私自身は、フォトンカウンティングなど光計測のほうが専門で、放射線計測は専門ではありませんが、建物外で周囲の環境計測では、様々な要因で結果が変わるため、それぞれの計測方法と条件の情報開示が必要という気がしております。