先日、あるシンポジウムで次々世代DNAシーケンサの原理に関して説明してほしいと依頼があり、講演してまいりました。

Pacific Biosciences社のシステムなどを、論文で発表されているハード構成を参考に、原理と製造上問題となりそうな点を紹介しました。こういった装置は、複合的な技術であるため、全体を把握するために必要な技術分野が多岐にわたります。

半導体の製造装置並みの光学系や、微弱な光の検出系、データ処理など大変面白い技術の世界でもあります。

これらの論文を拝見しながら、パーソナルゲノムの時代が確実に近づきつつあることを感じました。