新年明けましておめでとうございます。バイオウェブの藤宮です。本年もよろしくお願い申し上げます。

今年は4月からメタボの検診が義務化されます。様々な基準を取り上げ、健保組合でもデータ処理に頭を痛めておられるようです。検診する側もされる側もメタボ対策に追われる年という気がしております。

この件は、法律が絡んでおり、ビジネスとしてはチャンスの年です。特に指導対象者向けのコンサルティングや指導プログラムのサービスなど、市場はかなり大きくなると思われます。

先日、国立遺伝学研究所の城石先生に話をお伺いする機会がありました。http://www.nig.ac.jp/labs/MamMalg/kenkyu.html

先生の研究室では、遺伝的に最も遠い関係にある欧州系統のマウスに、日本系統のマウスの染色体を一つずつ入れ替えたコンソミックなマウスの系統を10年かけて確立されたそうです。これらを利用することで、今後遺伝子型と表現型の関連解析が加速されます。

将来これらの情報がメタボに関連する遺伝子の絞り込みも有効に利用でき、これらがかなり加速される可能性があると感じました。