万能細胞に関する研究成果が大変注目され、皆様におかれましてもその動向に着目されておられると思います。

渡海文部科学大臣も山中先生に直接お話しを伺い、その感想なども新聞に掲載されていました。

JSTが緊急に山中先生の講演を企画し、12月25日(火)京都センチェリーホテルにて行われると知らせが届きました。http://www.jst.go.jp/kisoken/iPS/sympo1/index.html

また、JSTとしては、数億円の追加予算を決めたそうです。これだけ対応が早い例は確かに少ないような気がします。

http://mainichi.jp/select/science/news/20071204k0000m040098000c.html

再生医療では、阪大病院でも、心肥大で心臓移植の必要があった患者の太ももの筋肉から、取り出した芽細胞を膜状に培養して、心臓の左心室を覆うように移植したところ、患者さんがペースメーカーが不要になり、通常の生活が送れるようになった、という記事も見ました。

再生医療は関西方面でかなり力を入れていましたが、その成果がしっかりと見えてきて、今後かなり期待できる分野という感じがしております。