新版
モデル植物の実験プロトコール
遺伝学的手法からゲノム解析まで |
◆ 出版社 ◆ 株式会社Gakken
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緒言
目で見るイネの形態学-個体発生と形態変化-
長戸康郎
目で見るシロイヌナズナの形態学
石黒澄衞
イネの遺伝地図
矢野昌裕,佐々木卓治
シロイヌナズナの遺伝地図
柴田大輔
1-1モデル植物としてのイネとシロイヌナズナ
島本 功
1.モデル植物のもつべき条件
2.イネとシロイヌナズナの特徴
3.本書の役割
1-2 個体から遺伝子へ,遺伝子から個体へ
岡田清孝
1.突然変異体の探索から遺伝子単離へ
2.ゲノムデータから遺伝子機能の解析へ
3.遺伝子発現の一括解析
1.種子の乾燥と保存
2.種子の休眠打破
3.発芽
4.栽培法
5.採種
1.無菌栽培
2.室内栽培
3.病害虫対策
4.採種および保存法
2-3 シロイヌナズナの接ぎ木法
塚谷裕一
3-1 イネの突然変異体誘発・選抜と交配法
高牟禮逸朗,佐野芳雄
1.突然変異体誘発・選抜
2.交配法
3-2 トランスポゾンタギング法
井沢 毅・島本 功
1.イネのトランスポゾンタギング
2.実験例
3-3 RILsによるRFLP/RAPDマッピング
吉村 淳
3-4 RFLP/RAPDマーカーによるマッピング
矢野昌裕
1.一般的なマッピング法
2.プールサンプリング法による効率的な形質遺伝子の高精度マッピング
3-5 シロイヌナズナ突然変異株の分離と交配法
内藤 哲
1.突然変異の誘起
2.M2種子の刈り取り
3.突然変異株の分離
4.人工交配
3-6 シロイヌナズナにおける遺伝子のマッピング
石黒澄衞
1.分子マーカーを用いた突然変異のマッピング
2.RIラインを用いた遺伝子クローンのマッピング
◆形質転換植物の作出法
4-1 イネのカルス形成と植物体再生
西村 哲,島本 功
4-2 プロトプラストを用いる方法
伊藤紀美子
4-3 パーティクルガンを用いる方法
島田多喜子
4-4 アグロバクテリウムによる方法
横井修司,鳥山欽哉
4-5 シロイヌナズナのカルス形成と植物体再生
杉山宗隆
4-6 アグロバクテリウム直接注入法
大隅照子
4-7 減圧浸潤法による形質転換
荒木 崇
4-8 レポーター遺伝子による解析法
山本章子,服部束穂,丹羽康夫
1.ルシフェラーゼ
2.Green fluorescent protein(GFP)
◆形質転換法の応用
4-9 発現誘導プロモーターを用いた転換系
高橋 卓
4-10 ステロイドホルモンを用いたタンパク質機能誘導系
青山卓史
1.デキサメタゾン(DEX)を植物に作用させる方法
4-11 ジーン/エンハンサートラップ法
槻木竜二
1.ジーントラップ法
2.エンハンサートラップ法
1.タギング用ベクター
2.シロイヌナズナの胚軸由来カルスへの遺伝子導入
3.プラスミドレスキュー法と得られたDNA断片の機能検定
◆DNAテクニック
5-1 イネYACクローンの入手と取り扱い
梅原洋佐,片寄裕一
1.YAC高密度フィルターとクローンの入手方法
2.YACクローンの取り扱い
5-2 YAC, P1, BAC, TACゲノムDNAライブラリーの入手と取り扱い
劉 耀光,Robert F. Whittier, 柴田大輔
1.ゲノムDNAライブラリーの内容
2.ゲノムライブラリーの入手法
3.P1およびTACクローンからプラスミドDNAを調製するヒント
5-3 シロイヌナズナ染色体のメガスケールの解析法
町田千代子,小泉 順,尾之内均,町田泰則
1.Ac エレメントの転移距離測定法の原理
2.シロイヌナズナ高分子DNAの調製
3.エンドヌクレアーゼI -Sce I, 制限酵素による分解
4.パルスフィールドゲル電気泳動とサザンハイブリダイゼーション
5-4 クロモソームウォーキングによる遺伝子クローニング
望月伸悦
◆RNAテクニック
5-5 cDNAサブトラクション
橋本 隆
5-6 cDNAの標準化法
河内孝之,藤重古都美
5-7 組織へのin situ ハイブリダイゼーション
後藤弘爾
1.固定,包埋,切片作製
2.プローブの合成
3.ハイブリダイゼーション
4.洗浄
5.オートラジオグラフィーと観察
6. Whole mount in situ ハイブリダイゼーション
◆タンパク質テクニック
5-8 大腸菌による大量生産と精製
中島敬二,山田康之
1.ベクターの選択とサブクローニング
2.発現の誘導とタンパク質の抽出
3.発現タンパク質の精製
5-9 抗体によるhistochemistry
山谷知行
6-1 組織切片の作製と組織染色法
北野英己
6-2 光顕によるシロイヌナズナ組織・細胞の観察法
塚谷裕一
1.樹脂包埋法による組織切片の作製
2.光学的な組織並皮像の観察法
3.凍結切片を用いたアガロース包埋法による遺伝子産物の検出(チュブリン観察の例)
6-3 免疫電顕観察による遺伝子発現産物の解析法
近藤真紀,西村幹夫
7-1 イネの種子バンクの利用法
長峰 司,白田和人,國廣泰史
1.種子バンクの特徴
2.種子の入手方法
3.情報の入手方法
7-2 イネのデータベースの現状と利用法
長村吉晃
1.国内外のイネ・データベースの現状
2.イネ・データベースに関するウェブサイト
3.国際イネゲノムシークエンスプロジェクトの成果
7-3 シロイヌナズナ研究の国際協力・支援体制
中村保一,田畑哲之
1.国際協力体制
2.インターネットコミュニティ
3.実験材料の入手
4.データベース
5.雑誌とミーティング
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