2006年6月号 Vol.24 No.9 (6月1日発行)
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特集
細胞機能のkey regulator
プロテインキナーゼ
新たにわかった細胞極性・骨格,感覚受容,エンドサイトーシス,炎症との関わり
概論―プロテインキナーゼと細胞機能
松本邦弘/西田栄介
ERK5:シグナル伝達の制御機構とその生理的機能
西本聡子/西田栄介
GSK-3による細胞極性の制御機構
渡辺 崇/則竹 淳/王 淑杰/原田 匠/貝淵 弘三
線虫の温度走性行動の解析から明らかになったPKCの新たな役割 大河内善史/森 郁恵
TAK1による炎症と細胞死の制御
辻 順
LIMキナーゼによるコフィリンリン酸化とアクチン細胞骨格の時空間的制御
水野 健作
酵母Ark1/Prk1によるエンドサイトーシスのリン酸化制御機構
十島二朗/十島純子/David G. Drubin
●連載●
カレントトピックス
オートファジーの減弱は神経変性疾患を引き起こす
小松雅明/和栗 聡/内山安男/木南英紀/田中啓二
1個の精子から明らかにされた母性遺伝の仕組み
西村芳樹/成瀬 清
染色体転座が精子に多い人,少ない人
加藤武馬/倉橋浩樹
転写抑制によって生じる新しい神経細胞死
岡澤 均
レトロトランスポゾンを利用した哺乳類の胎生進化
小野竜一/成瀬美衣
News & Hot Paper DIGEST
DNA二重鎖切断修復の新守護神
AK&NA
遺伝子発現制御が引き起こすうつ病―うつ症状モデルネズミ,抗うつ薬とクロマチン制御を介した遺伝子発現調節―
武内恒成
寿命決定会議の新たなメンバー
根建 拓
カスパーゼによるアポトーシスの増幅
西谷真人
ポスドクの独立をサポートするNIHの画期的なプログラム“Pathway to Independence”
島岡 要
Update Review
粘膜免疫システムのユニーク性と疾患・治療応用
後藤義幸/清野 宏
クローズアップ実験法
変異機能のON/OFF制御可能なB細胞株を用いた抗体および変異タンパク質の作製システム
大森 斉/藤堂景史/金山直樹
バイオ実験ピンチ脱出法
第6回 あやしげな遺伝子にだまされたときの解決法 〜プラスミドを見たら詐欺師だと思え〜
小笠原道生
私が名付けた遺伝子
第18回 Shisa 〜小胞体と脊椎動物頭部形成〜
山本朗仁
ラボレポート−独立編−
研究者として生き残る―とりあえずあと5年間 ―
Wellcome Trust/Cancer
Research UK Gurdon Institute, University of Cambridge
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