2006年7月号 Vol.24 No.11 (7月1日発行)
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特集
Cell cycle―Cell death―Aging
細胞周期と細胞死,老化をつなぐ役者たち
概論―生命メカニズム統合の立役者たち―
異なる生理機能を結びつけ,より高次の生命現象を形づくるキーファクター
宮崎徹
アポトーシス関連分子DEDDの新たな機能 ― 細胞周期および細胞のサイズの制御
新井郷子
S期開始の制御機構と発癌 神野茂樹
WARTSキナーゼを介した器官サイズ制御と発癌抑制の接点
國仲慎治/佐谷秀行
哺乳類Sirt1:カロリー制限に対する生理学的応答を統括する主要制御因子
今井 眞一郎
寿命関連遺伝子と「老化の代謝説」
根本信乃
G2/M期調節タンパク質による染色体の数的制御と疾患
桂 真理/宮川 清
●連載●
カレントトピックス
活性酸素のp38MAPKを介した造血幹細胞寿命制御への関与 伊藤圭介/平尾 敦/須田年生
時計タンパク質CLOCKのヒストンアセチル化酵素としての働き
土居雅夫/Paolo Sassone-Corsi
自然免疫の必須分子IRAK-4が獲得免疫の主役「T細胞」機能を制御
鈴木信孝
SizzledによるChordinタンパク質の分解抑制と背腹軸形成の制御
村岡 修/日比正彦
News & Hot Paper DIGEST
トリメチル化ヒストン特異的な脱メチル化酵素の発見
黒川理樹
ギチギチとスカスカで,同じ? 違う?―高発現密度下での,イオンチャネル間の相互作用
久保義弘
インフルエンザウイルスの宿主域―トリのレセプターとヒトのレセプター
高田 礼人
アディポネクチンシグナルを伝える分子APPL1
原 孝彦
NIHグラント申請の電子化
島岡 要
科学する心を語る
見たい! 知りたい!−細胞構造と機能への飽くなき探求
廣川信隆
Update Review
21世紀の脳疾患研究 ―心の解明へ向けた世界の取り組み
神谷 篤/澤 明
クローズアップ実験法
高効率かつ高速な融合タンパク質発現ベクターの構築法
天野剛志/合田名都子/廣明秀一
疾患解明Overview
遺伝子転写から動脈硬化の病態生理を解明する
倉林正彦
私が名付けた遺伝子
第19回 recQ 〜RecQヘリカーゼのプロトタイプ〜
中山宏明
ラボレポート−留学編−
HIVワクチンへの道 ―National Institutes of Health
赤畑 渉
学会・シンポジウム見聞録
Keystone symposium「NF-κB:20 Years on the Road from Biochemistry
to Pathology」に参加して
篠原久明
BIOWEB(R)サービスに関するお問い合わせ:
service@bioweb.ne.jp
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