2008年2月号 Vol.26 No.3 (2月1日発行)
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特集
命名から20年を超えて
Wnt研究の新機軸
〜生合成プロセス,シグナル伝達,細胞制御機構から,癌治療・再生医療をめざした臨床応用への可能性まで〜
●特集●
概論―Wnt研究の現在―基礎研究の広がりと臨床応用への予兆
Wntタンパク質の修飾とその意義
線虫の非対称分裂を制御するWnt/βカテニン非対称経路
脊椎動物のPCPシグナル
Wntと神経発生―軸索ガイダンスとシナプス形成における役割
幹細胞の維持および組織再生におけるWntシグナルの役割
抑制か? 促進か? 病態にかかわるWntシグナル,創薬の可能性
●連載●
CURRENT TOPICS
αキメリンは,エフリン−Ephシグナルの鍵メディエータとして,運動系神経回路形成を制御する
哺乳類cell-freeシステムにおけるlet-7 microRNAによる翻訳抑制
エストロゲンは破骨細胞におけるエストロゲン受容体αを介したFasリガンドの誘導により骨量の減少を阻害する
二母性胚からの高頻度なマウス発生
News & Hot Paper DIGEST
Pregnancy 53:癌抑制遺伝子の新たな顔
遺伝子たちの沈黙
mTORによるミトコンドリア機能の制御機構
製薬・バイオ業界の年末商戦―Biogen Idec社は買い手が現れず売却断念
クローズアップ実験法
TRECK法による標的細胞ノックアウトマウスの作製
手抜き実験のすすめ2
第6回 細胞培養を用いた実験の意義
効率の上がる核酸実験法 《新連載》
第3回 変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動(2)
疾患解明Overview
CKD(慢性腎臓病)対策の重要性―CKDとCVD(心血管疾患)
研究者のためのプロフェッショナル根性論
第2回 自分の世界で一番になる
私の発見体験記 〜成功と失敗のはざまで〜
結合膜形成因子ジャンクトフィリン―挫折と電顕写真からはじまった分子同定に関する小さな物語
ラボレポート−独立編−
樹の下で何を思う―ロンドンの灰色の空を見ながら
―Medical Research Council, Laboratory for Molecular and Cellular
Biology, University College London
Update Review
新たな代謝・老化制御系としての「NADワールド」―全身性NAD合成制御系,Sirt1とその重要性
◆INFORMATION ―人材募集,学会・シンポジウム案内
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