2008年5月号 Vol.26 No.8 (5月1日発行)
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特集
癌幹細胞と微小環境をめぐる分子機構
〜各種癌における制御機構の解明と,癌幹細胞標的創薬の可能性まで 〜
●特集●
概論―癌幹細胞―癌研究のフロンティア
【近藤 亨】
癌幹細胞仮説およびニッチの形成
【折茂 彰】
癌幹細胞におけるエピジェネティクス制御
【千葉哲博/岩間厚志】
急性白血病における癌幹細胞
【宮本敏浩/赤司浩一】
消化器系癌における癌幹細胞
【永原 誠/三森功士/原口直紹/井上 裕/杉原健一/森 正樹】
脳腫瘍「癌幹細胞」研究の現状―グリオブラストーマの根治をめざして
【秀 拓一郎/近藤 亨】
癌幹細胞を標的とした創薬の現状
【正木英樹/石川哲也/桜田一洋】
●連載●
特別寄稿
分子老年遺伝学の巨匠 Seymour Benzer―Methuselahの夢と足跡
【森 望】
CURRENT TOPICS
線虫では初期型と二次型のsiRNAの産生機序および活性が大きく異なる
小胞体Ca2+センサーSTIM1が誘導するCa2+流入がマスト細胞活性化に必須である
ニューロンの過剰興奮後に生じるシナプス減少のメカニズム
News & Hot Paper DIGEST
ヒトAlu RNAは複数の機能ドメインから構成される転写調節因子である
p300/CBPヒストンアセチル化酵素の結晶構造
マウス網膜の「編み目」構造とDscam
1,000$ゲノム解析の真打登場
InVivo社,脊椎損傷の新しい治療法で霊長類試験開始
クローズアップ実験法
RNAiを誘導できる新規な無細胞タンパク質合成系の構築法
バイオの法律と倫理指針
第6回 多能性幹細胞を使った再生医学研究
医療応用を目指した政策・行政の動向
産業界と連携した医薬品・医療機器の実用化に向けた支援を加速
疾患解明Overview
詳細な自己抗体解析による天疱瘡の病態解明
私の発見体験記
細胞内ウイルスセンサーRIG-Iの発見―危うくも慎重な解析がもたらした偶然
研究者のためのプロフェッショナル根性論
第5回 批判され/批判して自分を磨く「フィードバック力」
ラボレポート−留学編−
ベセスダより―NCI留学記―National Cancer Institute
Update Review
生体内D-アミノ酸研究の新展開
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