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実験医学別冊 Experimental Medicine
改訂 マウス・ラット
実験ノート
はじめての取り扱い、倫理・法的規制から、飼育法・投与・麻酔・解剖、分子生物学的手法とゲノム編集まで
 出版社  羊土社

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中釜 斉/監,北田一博,庫本高志,真下知士/編

■ 改訂版の発刊にあたり

【中釜 斉】

■ 初版 序

【中釜 斉】

■ 第1章 マウス・ラットを用いた実験をはじめるにあたって

【北田一博】

I.マウス・ラットを用いた実験

I-1 マウス・ラットを用いた実験とは

I-2 なぜ,マウス・ラットなのか

I-3 マウス・ラットを用いた実験の種類と流れ

II.動物実験で結果を出すためのノウハウ

II-1 事前に実験計画を練り抜く

II-2 マウス・ラットの都合に合わせる

II-3 動物実験手技を洗練させる

III.マウス・ラット実験の倫理的・法的規制

III-1 マウス・ラット実験の倫理的な考え方

III-2 マウス・ラット実験の法的規制

IV.種・系統の選択法

IV-1 マウスかラットか

IV-2 マウス系統の選択

IV-3 ラット系統の選択

V.マウス・ラットの入手方法

V-1 業者から購入可能なもの

V-2 国内のリソースセンターから分与してもらうもの

V-3 国外のリソースセンターから分与してもらうもの

V-4 研究者に分与してもらうもの

■ 第2章 基礎知識・取り扱い方

【今井俊夫,落合雅子】

I.飼育・実験に必要な基礎知識

I-1 生物学的特性

I-2 導入前の基礎知識

I-3 導入時の基礎知識

II.保定法

II-1 用手的な保定

II-2 器具を用いる保定法

II-3 逸走した場合の対応

III.個体識別(マーキング)法

III-1 マーキング(耳介)

III-2 マーキング(被毛)

III-3 マーキング(尾)

III-4 マーキングに使用する器具と麻酔の利用

■ 第3章 研究のための飼育・管理の仕方

I.飼育・管理と観察の仕方
【庫本高志】

I-1 動物実験に影響を与える因子

I-2 SPF領域(バリア領域)への入退室と観察の仕方

II.ケージ交換の基本とコツ
【庫本高志】

II-1 注意点と手順

III.安楽死法
【庫本高志】

III-1 心構えと安楽死法の種類

III-2 麻酔下での頸椎脱臼法

III-3 炭酸ガスによる窒息

IV.死体処理の仕方
【庫本高志】

IV-1 心構えと処理の実際

V.胚や精子の超低温保存法
【滝澤明子,小林俊寛,吉見一人】

V-1 マウス・ラットの2細胞期胚の保存方法

V-2 マウス精子凍結保存方法

VI.体外受精と胚移植
【小林俊寛,吉見一人】

VI-1 マウス・ラットの体外受精方法

VI-2 マウス・ラットの胚移植方法

■ 第4章 研究のための繁殖・交配

【綾部信哉,水野沙織,吉木 淳】

I.繁殖・交配の基礎知識と方法

I-1 動物を導入する前に

I-2 マウス・ラットの性周期と繁殖

II.系統維持に必要な知識と交配方法

II-1 代表的な系統の種類と交配方法

II-2 系統の維持・交配に有用なその他の方法

III.系統の維持の仕方と研究のための繁殖計画

III-1 系統維持のための個体管理法

III-2 研究のための繁殖計画

IV.ジェノタイピング(遺伝子型の判定法)

IV-1 DNAの抽出(マウス・ラット組織からのゲノムDNA精製)

IV-2 PCR反応

IV-3 アガロースゲルの作製

IV-4 電気泳動と染色

IV-5 ジェノタイピングの実例と注意点

V.微生物モニタリング

V-1 微生物モニタリングの意義

V-2 感染症の成立過程

V-3 微生物モニタリングの設計

V-4 検査法と検体

V-5 感染症が疑われる個体を発見したら

V-6 糞便検体の採取

■ 第5章 基本的な実験手法

I.投与法
【平川公昭】

I-1 腹腔内投与法

I-2 静脈内投与法

I-3 経口投与法

I-4 皮下投与法

I-5 筋肉内投与法

II.採血法
【平川公昭】

II-1 マウス・ラットの腹大動脈採血(全採血)

II-2 マウス・ラットの尾静脈採血(一部採血)

II-3 マウス・ラットの外頸静脈採血(一部採血)

III.麻酔法
【平川公昭】

III-1 全身麻酔の種類

III-2 腹腔内投与による全身麻酔

III-3 吸入による全身麻酔

IV.解剖法
【平川公昭】

V.分子生物学的手法
【庫本高志】

V-1 ゲノムDNAの精製

V-2 トータルRNAの抽出

V-3 タンパク質の抽出

■ 第6章 研究への応用・手法の紹介

I.マウス・ラットでできること

I-1 実験をはじめる前に
【北田一博】

I-2 初代培養
【庫本高志】

I-3 in vivoイメージング
【庫本高志】

I-4 移植実験
【石田紗恵子】

I-5 発がん実験
【庫本高志】

I-6 抗体作製法
【北田一博】

I-7 行動解析
【石田紗恵子】

II.トランスジェニックマウス(ラット)・遺伝子ターゲティングマウス作出
【後藤元人,高橋利一】

II-1 トランスジェニックマウス(ラット)の作出

II-2 遺伝子ターゲティングマウスの作出

II-3 トランスジェニックマウス,遺伝子ターゲティングマウスの使用上の注意

III.ゲノム編集を用いた遺伝子改変マウス・ラットの作製
【吉見一人,真下知士】

III-1 ゲノム編集の原理

III-2 受精卵でのゲノム編集

III-3 Cas9およびgRNAの入手,設計

III-4 ノックイン用ドナーDNAの設計,調製

III-5 受精卵への導入法

III-6 遺伝子改変動物作製支援

IV.便利なデータベース紹介とその使用法
【吉見一人,真下知士】

IV-1 マウス系統を検索する

IV-2 ラット系統を検索する

IV-3 マウス・ラットの遺伝子情報を調べる

V.便利な受託機関紹介とその使用法
【吉見一人,真下知士】

V-1 マウス・ラットを胚/精子で凍結保存する

V-2 マウス・ラットの微生物検査(モニタリング)を依頼する

V-3 ウスの特性解析を依頼する

■ 付録(1) コピーして使える便利な付録

■ 付録(2) マウス・ラット実験の便利な資料集

【渡邊歩美,庫本高志】

■ 付録(3) トラブルシューティング

【北田一博】

■ 索引


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