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実験医学増刊 Vol.40 No.12
2022 |
| セントラルドグマの新常識 |
◆ 出版社 ◆ 羊土社 〒101－0052 東京都千代田区神田小川町2-5-1 TEL 03-5282-1211 FAX 03-5282-1212 URL https://www.yodosha.co.jp/ |
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|---|---|---|---|---|---|
田口英樹，小林武彦，稲田利文／編
| ■ 序 |
【田口英樹】
| ■ 概論 セントラルドグマにまつわる32の新常識から知る生命科学のトレンド |
【田口英樹，小林武彦，稲田利文】
| ■ 第1章 DNAの新常識 |
- de novo遺伝子誕生学―「遺伝子とは何か?」を改めて問う鍵として
【山内 駿，岩崎 渉】
- SMCタンパク質複合体による染色体高次構造制御―DNAの折りたたまれ方の新常識
【坂田凌大，西山朋子】
- 物性から迫るクロマチンの実像―相分離するクロマチンは液体か?固体か?
【島添將誠，井手 聖，前島一博】
- ゲノム三次元構造の制御―その構築原理と発生制御と意義
【平谷伊智朗】
- 生体内におけるヌクレオチド除去修復のDNA損傷監視機構
【日下部将之，菅澤 薫】
- ゲノム複製におけるDNAポリメラーゼの動態―原理から紐解くフレキシブルなしくみ
【大学保一】
- ゲノムに潜む未解明のシグナル，グアニン4重鎖
【正井久雄】
- 長鎖DNA合成技術と合成細胞―人工デザインされたゲノムの合成と評価にむけて
【末次正幸】
| ■ 第2章 転写の新常識 |
- クロマチンにおける転写機構の新たな知見
【鯨井智也，胡桃坂仁志】
- Pol Ⅱ動態の新常識―ポージングによる新たな転写制御機構
【高橋秀尚】
- 転写バーストの制御メカニズム
【深谷雄志】
- lncRNA・eRNAによる転写制御
【斉藤典子，立和名博昭，松戸亮太】
- 非コード領域による転写制御―遺伝子発現のタイミングをつくり出す新たなメカニズム
【堀江良子，一寸木明日香，堀江健生】
- 非コードの転写活性と細胞老化―RNAワールドはいまだに健在?
【小林武彦】
| ■ 第3章 RNAの新常識 |
- RNA修飾によるエピトランスクリプトミクス制御と生命現象―可逆的なリン酸化修飾がRNAを安定化する
【大平高之，蓑輪恵一，鈴木 勉】
- RNA編集―生理的な働きと遺伝子改変技術への応用
【河原行郎】
- 遺伝子発現におけるRNA結合タンパク質の多彩な機能―遺伝子発現をグローバルに調節するRNA制御と，その異常により発症する疾患および創薬戦略
【武内章英】
- RNA合成生物学の現在地と未来
【小野紘貴，齊藤博英】
- RNA結合タンパク質の免疫制御における役割と疾患治療への応用
【赤木宏太朗，竹内 理】
- 細胞内構造体の骨格として働くRNA
【廣瀬哲郎，山崎智弘，山本哲也】
| ■ 第4章 翻訳の新常識 |
- RAN翻訳：乱れる翻訳開始部位―ATGに依らない反復配列翻訳のメカニズムと病気とのかかわり
【浅野 桂】
- 新生ポリペプチド鎖が制御する翻訳動態
【千葉志信，藤原圭吾】
- 未注釈ORFの同定とその生理機能
【市原知哉，岩崎信太郎，松本有樹修】
- 翻訳品質管理機構―異常を識別排除するセントラルドグマの最終管理者
【稲田利文】
- 立体構造からみた統合的ストレス応答の制御
【柏木一宏，伊藤拓宏】
| ■ 第5章 タンパク質の新常識 |
- タンパク質フォールディングの新常識―Anfinsenのドグマから拡がるタンパク質の世界
【田口英樹】
- クライオ電子顕微鏡がもたらす新しいタンパク質構造の知見
【稲葉謙次，張 玉霞】
- タンパク質立体構造予測の新常識―AlphaFoldとその展開
【木原大亮】
- de novoデザインタンパク質―生物がもたないタンパク質を設計できる時代
【古賀理恵，小杉貴洋，古賀信康】
- タンパク質の液-液相分離―オートファジーを例に
【野田展生】
- 捉えきれない天然変性タンパク質
【太田元規，安保勲人，福地佐斗志】
- 小胞体プロテオスタシスの新常識―酸化反応の場としての小胞体から還元反応の場へ
【上垣日育，永田和宏，潮田 亮】
| ■ 索引 |
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