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第1回
東京大学統合ゲノム医科学情報連携研究機構(GeMIC)シンポジウム
―新型コロナウイルスとゲノム医科学―
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本学では、2015年4月に総長室総括委員会の下の全学機構として「東京
大学ゲノム医科学研究機構」を立ち上げ、ゲノム科学・医科学・情報
科学等の研究者を結集し、ゲノム医科学の研究、教育、人材育成、社
会への発信とゲノム医療の実装を目指した活動を展開してきました。
これを母体として、2021年度より「統合ゲノム医科学情報連携研究機構」
を発足し、引き続き様々な活動を行っているところです。
2021年度は、「東京大学新型コロナウイルス感染症対策実用化推進事
業」の助成を受け、保健センター、並びに施設部と共同で、学内学生
寮の下水を採取して新型コロナウイルスの有無を判定し、その全ゲノ
ム解析を行うことにより、ウイルス感染を環境中でモニターし、クラ
スターの発生の防止に役立てる取り組みを実施した。そこで、本年度
のシンポジウムでは、「新型コロナウイルスとゲノム医科学」という
タイトルを掲げ、2021年度に行った活動報告、新型コロナウイルス感
染に対する学術的観点からの対応等について各方面でご活躍の方々に
ご講演をお願いし、その議論を深める機会となればと考えております。
初学者の方も歓迎いたしますので、ご興味のある方はぜひご参加くだ
さい。
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* 日時:
2022年3月18日 (金) 13:00 ? 17:00(予定)
* 会場:
Zoomによるオンライン開催
* 参加費:
無料
* 申込方法:
下記公開URL、参加登録フォーム等からお申し込みください。
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<公開URL>
https://mgri.jp/
<ポスター>
https://mgri.jp/A4_flyer.pdf
<参加登録フォーム>
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_IqcvIotSQFuSMypFc2rEPg
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*プログラム
13:00-13:10
開会挨拶
齊藤延人
東京大学理事・副学長
13:10-13:25
「2021年度活動報告」
村上善則
東京大学統合ゲノム医科学情報連携研究機構長、
医科学研究所 教授
13:25-13:50
「本学の取り組み?保健センターのウイルス検査を中心に?」
柳元伸太郎
東京大学保健・健康推進本部 教授
13:50-14:15
「本学の取り組み?下水を用いたSARS?CoV?2解析?」
鈴木穣
東京大学統合ゲノム医科学情報連携研究機構研究推進室長、
新領域創成科学研究科 教授
14:15-14:40
「新型コロナウイルス対策?公衆衛生の観点から?」
和田耕治
国際医療福祉大学 医学部 教授
14:40-15:05
「SARS?CoV?2ゲノム解析からわかること」
井ノ上逸朗
国立遺伝学研究所 教授
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15:15-15:40
「ウイルスと人との相互作用」
川上英良
千葉大学大学院医学研究院 教授
15:40-16:05
「コロナ禍で起きたワクチン開発研究のカンブリア紀」
石井 健
東京大学医科学研究所 教授
16:05-16:30
「アウトリーチが求められる時代の科学者の情報発信
?医学やサイエンスの重要性を社会にうまく発信する方法?」
峰宗太郎
米国国立アレルギー感染研究所
16:30-16:55
「医療逼迫はなぜ起こったか」
黒木登志夫
日本学術振興会 東京大学名誉教授
16:55-17:00
閉会挨拶
出口 敦
東京大学大学院新領域創成科学研究科長
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<お問合せ先>
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東京大学大学院新領域創成科学研究科
統合ゲノム医科学情報連携研究機構事務局
Email : gemic.symposium@gmail.com
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